リビングテーブル

■リビングテーブルはサイズ感で選ぶ

リビングルームは、自宅にいる間は長い時間過ごすことになるお部屋です。
帰宅した後や食後にゆっくりくつろいだり、お休みの日には朝からリビングでのんびりしたり……家族みんなが集まるのもリビングルームですし、ひとり暮らしをしているという方ならほとんどの時間をリビングで過ごしているかもしれません。

 

そんなリビングルームの中心となるのがリビングテーブル。
ソファと一緒にセットで置かれたり、フロアに座って使う場合にはラグマットと一緒に置かれたりと、リビング全体の印象を決定づけるのがこのリビングテーブルです。

 

 

もちろん見た目なども大切ですが、一番重要なのはやっぱり使いやすさ。リビングでどんな風に過ごすかによって、理想的なリビングテーブルのサイズ感は変わってきます。

 

特にワンルームにお住まいのひとり暮らしの方であれば、このリビングテーブル周辺で食事や勉強、ゲームなど、いろいろな作業をすることになりますからなおさらです。

 

小さすぎると使いにくくて不便ですが、大きすぎると場所を取りすぎてかえって邪魔になりやすいリビングテーブルは、他の家具と比べても特にちょうどいいジャストサイズのものを選びたいですよね。

 

一見難しそうですが、ちょうどいいサイズ感を知るためのコツさえ押さえておけば、きっと理想的な大きさのリビングテーブルが見つけられるはずです。

 

 

■テーブル幅が動線を決める

リビングテーブルの幅は、その前に置かれるソファと比べて決めるのがおすすめです。

 

動線の確保

ソファと一緒に使われることが多いリビングテーブル。その理想的な幅はというと、ソファの座面よりひとまわりくらい小さいサイズと言われてています。

 

ウォールナット北欧レトロデザイン家具【RMT】

 

なぜソファよりもひとまわり小さいリビングテーブルを選ぶべきかというと、動線を確保するためです。
ソファに座ったり、ソファから立ち上がったり、ソファやテーブルの周りを移動したりといったことを考えると、リビングテーブルはソファの座面よりも少し狭い幅のものの方が使いやすいのです。

 

リビングテーブルの方が広い幅をしていると、いちいちぐるりとまわり込むような動線で動くことになります。

 

そこまで大きな変化ではないように感じますが、リビングテーブル周辺では長い時間を過ごすことになるため、若干遠回りになるだけでかなり不便な印象に。
移動の不便さを感じないようにするためには、やはりリビングテーブルの幅はソファの座面より狭いものを選びましょう。

 

具体的な選び方

とはいえ、ソファの幅より小さければそれでいいというわけではありません。あまりに小さすぎるリビングテーブルだと、いくら動線が確保できていてもテーブルとして使いにくくなってしまいます。

 

ソファを使用する最大人数なども考慮しながら選びましょう。

 

具体的な目安としては、合わせるソファが

 

・2人掛けのものの場合には75cmから105cm

・3人掛けのソファに合わせる場合には105cmから140cm

 

ほどの幅になります。

 

ソファもひとり掛けのもの、リビングテーブルを使うのも主にひとりだけというひとり暮らしの方には、スペースを使いすぎない60cmから90cmほどのコンパクトなサイズもおすすめ。
実際に使うソファの座面と比べてちょうどいいバランスを探してみてくださいね。

 

また、伸縮式のテーブルであれば、シチュエーションに合わせて幅を設定できるので、こうしたタイプを検討してみるのもおすすめです。

 

伸長式リビングローテーブル 【PDL】

 

 

■用途によって選ぶテーブルの高さ

リビングではソファに座って過ごすか、フロアに座ってくつろぐか、どちらのスタイルを基本とするかで理想的なリビングテーブルの高さも変わります。

 

ソファと合わせて使う場合

ソファに座って使うテーブルの場合は、ソファの座面の高さにプラスして5cm以内の高さが理想です。
テーブルが低すぎると物を置いて使うときに遠くなって不便になりますし、高さがありすぎると部屋の中で目立ちすぎて圧迫感が出てしまいますし、ソファに横になったときなど視界を邪魔してしまいます。

 

北欧風デザイン伸長式ローテーブル【NYE】

 

物を取るのも楽で、なおかつ邪魔にならない高さというのがソファの座面から5cm以内という範囲の高さなんですね。

 

リビングテーブルで食事をしたり、時にはPC作業もするという場合にはもう少し高めのテーブルがおすすめです。
テーブルが低すぎると前かがみになり疲れてしまいますから、ソファの座面から考えて8cmから20cmほどの高さがおすすめです。

 

ソファは使わない場合

ソファはあまり使わず、フロアに座ってリビングテーブルを使うことが多いという場合には、ソファに合わせたものよりも低めのテーブルが向いています。

 

30cmから38cmくらいの高さを目安にするといいでしょう。これくらいの高さだと、座った状態でテーブルについて本を読んだり、勉強したり、パソコンを触ったりなどの作業がしやすいです。

 

無垢材ワイド座卓(ローテーブル)【AMK】

 

ただ座高は身長によって違うので、背の高い人は少し高めのテーブルの方が使いやすいです。逆に背が低めの方は、身長に合わせてテーブルの高さも低めにするのがおすすめです。

 

ソファに座ることもあれば床でくつろぐこともある場合

どちらのスタイルでも使いやすい高さのリビングテーブルが理想だという場合には、フロアに座って使うテーブルとしては少し高めの、38cmほどのものを選ぶのがいいでしょう。

 

ガラストップローテーブル【KGR】

 

どちらにも合わせやすい高さのテーブルであれば、例えば模様替えや引っ越しをして生活スタイルが変化したときにも変わらず使い続けることができます。

 

これから長い間使っていきたいと思えるテーブルを選ぶ際にはぜひ参考にしてみてくださいね。

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