パソコンデスク

そろそろ本格的にはじまる新生活。進学や就職で環境が変わった方、お引越しをした方も多いかと思います。

 

仕事や勉強についても生活が変わることを機に、自宅の作業環境を整えるのもこの時期には大切なこと。
忙しくなってしまってからではゆっくりと時間を使ってあれこれ考えることは難しくなります。

 

現代を生きる人には欠かせないパソコンのためのデスク環境は特に大切ですから、用途に合わせて作業効率が良くなるものを選びましょう!

 

 

■デスクを購入するときはまず「用途」を考える

パソコンデスクを購入するときに大事なのは、なんといっても「用途」を具体的に想定することです。
「パソコンを使った作業をする」という漠然とした用途ではなく、実際にどんなパソコンを使うのか、デスクトップならモニターはどれくらいのサイズでいくつ使うのか……などなど、細かい部分まで考えることが大切。

 

たとえばノートパソコンでの作業のみならコンパクトなデスクでも充分事足りますが、デスクトップのパソコンを使うつもりなら幅はコンパクトでよくても奥行きはしっかり確保しなければいけない、などの違いが出てくるのです。

 

机は大きければ大きいほどいろいろな物が置ける上に余裕もあって便利なのは間違いありませんが、自室に置くことを考えるとあまり大きくても困りますよね。
不便に感じない必要最低限のサイズを考慮して、そのサイズ以上には大きく、しかし部屋の中に置いても圧迫感がなく、動きにくくならない程度のデスクを選ぶと、作業環境も部屋の過ごしやすさもキープできます。

 

 

■用途別の使いやすいデスクのサイズ

用途や使う人の身長におすすめのデスクの横幅と奥行き、そして高さをそれぞれまとめてみましょう。
あくまでも不便がない最低限の数字なので、実際に購入するときにはそれより大きめのものを意識すると良いですね。

 

デスクの横幅

部屋の広さと、デスクの上に置くものによって必要な横幅は変わります。
省スペースを意識するなら、80cm以上のコンパクトなデスクがおすすめ。ノートパソコンや24インチのモニターをひとつ置ける程度の幅で、他にはあまり物は置けませんが、その分シンプルな作業環境ができあがります。

 

幅80のPCデスク

 

もう少しスペースに余裕があれば、100cm以上のデスクがおすすめです。一般的な書斎机のサイズ感で、デスクトップパソコンのモニターは2台まで設置できます。
もちろんモニターは1つで構わない場合やノートパソコンを使う場合でも、ゆったりとデスクを使えるというメリットがあります。

 

幅120のパソコンデスク

 

より本格的な作業環境を用意したい場合には、120cm以上のデスクが必要です。たとえばゲーミングパソコンを使ってPCゲームを楽しみたい人、オフィスと同じレベルで仕事環境を整えたい人などにはこれくらいのスペースのデスクがないと不便なはず。
120cm以上の横幅があればデスクトップパソコンのモニターも3台ほど設置でき、快適な作業ができます。

 

デスクの奥行き

デスクの奥行きは、基本的には使うパソコンがノートかデスクトップかによって変わります。デスクトップパソコンはキーボードを置く分のスペースを確保しなければいけないので、できるだけ奥行きにゆとりがある方が使いやすいのです。

 

さらにゲームパッドやペンタブを使用するとなれば、よりゆったりとした奥行きが必要です。
ノートパソコンを使った作業しか想定していない場合には奥行きが浅いデスクでも大丈夫。
用途ではなく逆に部屋のレイアウトから考えると、横に長いデスクは置けるけれど奥行きには余裕がない、という部屋スペースの問題があるときにもノートパソコン作業を選べば安心です。

 

デスクトップパソコンを使う場合には60cm以上、ノートパソコンのみの使用の場合には45cm以上を目安に選んでみてください。

 

デスクの高さ

これまでは使うパソコンの種類や想定する作業環境でサイズを選んできましたが、高さに関しては使う人の身長が一番のキーになります。
といっても難しいことはなく、背の高い人は高めのデスク、背の低い人は低めのデスクと単純に考えてオーケー。

 

もうひとつ意識したいのは、パソコンでの作業とペンで書いたりする作業のどちらが多いのかということ。パソコンでの作業が多い場合は若干低め、書物仕事が多い場合は若干高めのデスクが理想的です。

 

 

■安定性やキーボードスライドなど、細かい部分にも注意を払う

デスクを選ぶ際、サイズ感はもちろん大事なのですが、それ以外にも注意したいのが安定性の高さです。

 

どんな作業をする場合でも、ぐらつくデスクでは不便ですし快適に作業をすることはできませんよね。

 

見た目が洗練されていることも大事ですが、安定性の高い太めの脚部や脚部どうしが固定されているかどうかなど、使い勝手の面からもデスクのデザインを選んでみてください。

 

 

トータルコーディネートできるシステムデスクセット 【EBL】

 

脚部の長さを微調整することができるデスクだと、床などが原因で傾くケースにも対応できます。

 

また、パソコンデスクに多い、キーボードを設置する部分がスライドするものも、便利ですが注意が必要です。
天板に置かれたキーボードと比べるとどうしても安定性には欠けがちなので、タイピング作業が長い場合には特にしっかり調べた上で検討するのがおすすめです。

 

どんなに性能が良いパソコンを揃えても、作業環境が整っていなければ効率は上がりません。新生活のはじまりをきっかけに、ぜひ自宅の作業環境をデスクから見直してみてくださいね。

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