スマートな収納

快適な日常生活を送るためには、かしこい収納が欠かせません。

 

とはいえ、家にあるすべてのモノを収納することはできませんので、過ごしやすい空間を維持するためには、不要なモノを思い切って処分(断捨離)することをおすすめします。

 

その上で、必要なモノの収納場所を、家具のレイアウトなどを考えながら決めていくことが重要です。

 

そこで今回は、断捨離の仕方や収納しやすい収納場所の決め方、収納と家具のレイアウトとの関係のほか、消耗品のストック方法などについても解説してみたいと思います。

 

 

要らないモノは思い切って断捨離しよう

Aki
Aki
要らないモノを思い切って処分することを断捨離と呼びます。
しかし、断捨離は単に要らないモノを大量に処分することではありません。
断捨離という言葉は、ヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」がルーツとなっていて、「心の執着を手放す」というのが本来の意味です。
この「断行・捨行・離行」を片付け術に応用したのが、断捨離という言葉になります。
Nijiro
Nijiro

 

そのため、本来の断捨離は、「モノへの執着を断って不要なモノを捨てて心を軽くする」ための行為のことであり、「不要なモノを捨てて家の中を軽くして心も軽くしよう」ということなのです。

Aki
Aki
断捨離のためには、まずは要らないモノの選定を行う必要があります。
ここで突き当たるのが、「自分にとって何が必要で何が不要なモノなのか」といった見極めです。
モノが捨てられない人の多くは、何かと理由を付けて全てのモノをとっておく特徴があります。
つまり、必要なモノと不要なモノを見極めることが苦手なのです。
Nijiro
Nijiro

 

こういった人も、比較的簡単に断捨離ができる方法があります。

 

それは、「使えるかもしれないけど使わないモノ」と「使いたくないモノ」を、自分にとってのガラクタと定義してしまうことです。

harry
harry
ガラクタを思い切って手放すことで、家の中のモノはかなり減らすことができます。
また、不要なモノの処分とともに、新しいモノをできる限り増やさないことも、上手な断捨離を行うための大切なポイントです。

 

買うモノを吟味して本当に必要なモノだけを購入したり、無料だからといって何でも受け取ったりしないことも、ガラクタの増加を防ぐことにつながります。

 

 

収納場所は収納しやすさを考えて決めよう

Aki
Aki
収納場所を決める際のポイントは、「出し入れがしやすく、なるべく時間や労力がかからない場所を選ぶこと」です。
このポイントを無視してしまうと、モノは出しっ放しにされることが増え、家の中にはモノがあふれて見た目も悪くなってしまいます。

 

例えば、リビングの場合、使用頻度の多いハサミや爪切りなどの小物は、例えばソファーに座ったままで取り出せる場所に収納することで、出しっ放しを防ぐことが期待できます。

 

出したモノは5秒以内で収納できる」が理想です。

これは、ダイニングに関しても言えることで、お箸やスプーン、調味料などは、席に座ってからでも取り出せる場所に収納すると便利でしょう。
しかし、テーブルの上にモノを置きだすと収拾がつかなくなってしまうため、キャスター付きの小型ワゴンを利用することをおすすめします。
Nijiro
Nijiro

harry
harry
こちらは、ワゴンが付いたダイニングテーブルセット。

ワゴン付きのダイニングテーブルセット

 

小物類は全てワゴンに収納しておけるので、テーブルの上がスッキリします。

 

テーブルの上がスッキリ

 

また、キャスターが付いているので移動が可能。テーブルから離して単体でも使用も可能です。

 

ワゴンを単体で使用

 

 

Aki
Aki
子どもがいる家庭の場合は、おもちゃが散らかりっぱなしになってしまいがちですね。
そんな場合は、リビングかダイニングにおもちゃ用の小さな棚やおもちゃ箱を設置することで、おもちゃの散乱を防ぐことができます。
Nijiro
Nijiro

子ども用家具(収納棚)

 

おもちゃ箱

 

 

Aki
Aki
衣類を収納する場合も、日常的に着用するモノに関しては、「出し入れがしやすく、なるべく時間や労力がかからない」がポイントです。
できるだけ1カ所にまとめて収納しておけると便利です。

ワードローブ

衣類を吊るすことができる高さの棚が複数あって、さらに、その他のモノが収納できる棚や収納ボックスが置けるスペースがとれるようなワードローブがおすすめですね。
Nijiro
Nijiro

 

 

消耗品をストックする際のかしこい収納方法を知ろう

消耗品のストックも、かしこい収納を考える上で悩みがちなポイントの1つです。

Aki
Aki
消耗品というと、まず食料品が浮かびます。
食料品をストックする場合も、できるだけ1カ所にまとめることが大切です。できれば、引き出し式の保存スペースがあれば理想的。

食品ストック用の引き出し

Nijiro
Nijiro
個々の食料品は、それぞれ形状によって分けておくと取り出しやすくなります。
また、1カ所にまとめることができない場合は、場所ごとに種類を分けて保管しておくことで、何がどこにあるかが分かって便利です。

 

食料品以外の消耗品となる洗剤類やラップなどのストックを収納しておく場合は、シンクの下にあるスペースがおすすめです。

 

ここには、普段使わない鍋類などが収納されていることが多いようですが、ラップや洗剤くらいであれば、排水管の周囲に十分なスペースがあるでしょう。

harry
harry
このスペースに、洗剤やラップなどのストックを収納しておくと、いつでもストックの有無を確認することが可能です。

 

 

家具のレイアウトと収納との関係を知っておこう

Aki
Aki
かしこい収納を行うには、どうしても収納家具が必要です。
しかし、収納面だけを考えて収納家具を購入することはおすすめできません。
なぜなら、収納家具を選ぶ際には、部屋との相性や見た目も重要だからです。
例えば、リビングはすべての家族が利用する場所であり、時には客間としても利用されることがあります。
そのため、リビングに収納家具を設置する場合、家族の誰もが使用するモノをすべて収納できるとともに、客に見られても問題のない見た目も重視することが必要です。
Nijiro
Nijiro

 

おすすめなのは、中身が見えないタイプの収納家具を活用した収納。

 

リビングの形状や広さに調和した収納家具を設置して、家族全員がどこに何があるかを把握できるように分類しておけば、理想的な収納を実現することが期待できます。

harry
harry
また、リビングにゆとりをもたらすには、なるべく背の低いタイプの収納家具を選び、できるだけ壁面にまとめて設置するようにしましょう。
圧迫感が抑えられるため、部屋をより広く見せる効果が期待できます。

 

 

かしこい収納には断捨離と収納家具とアイデアが必要

かしこい収納といっても、単にモノを収納家具に収納すればいいわけではありません。

Aki
Aki
かしこい収納を実現するには、不要なモノを思い切って処分する断捨離も必要です。
その上で、部屋に調和したデザインや機能性のある収納家具を取り入れ、家族が使いやすい収納を考えることが大切になります。
また、ストックすることの多い消耗品は、アイデア1つで機能的な収納が可能です。
収納家具の形状や置き方によっては、部屋を広く見せながら満足感の高い収納を実現させることもできます。
Nijiro
Nijiro

 

収納という言葉にとらわれず、断捨離や収納家具、アイデアをうまく組み合わせて、かしこい収納を目指しましょう。

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