HOME > かしこいベッドの選び方
快眠のための寝具の中でも、ベッドは重要アイテムの代表格。毎日必ず使用するものですので、ぜひ自分のライフスタイルにマッチしたものを選びたいものです。そこで、ご購入前にチェックしておきたい「ベッド選びのポイント」についてまとめてみました。
お部屋の広さによって、置けるベッドのサイズは決まります。そこで、まずベッド置くために必要な寸法をチェックしておきましょう。ポイントは「ベッド周りに必要なスペース」です。 ・ベッドの脇は、通路として60cmくらいあればよいでしょう。 |
・ベッドを壁に寄せて置く場合は、壁との間に10cm程度の空きスペースを確保しましょう。こうすることで、掛け布団がズリ落ちるのを防ぐことができます。また、出入りやベッドメイキングがしやすいように、足元側には50cm程度のスペースがあるとよいでしょう。 |
・2台を離して置くツイン仕様の場合は、間に50〜60cm程度のスペースがあるとよいでしょう。 |
・ベッドを置くために必要な寸法がわかったら、寝室の広さと照らし合わせて検討しましょう。2人一緒に寝るなら、ダブルサイズ以上はほしいところです。別々ならシングル、できればセミダブル2台が理想的です(一般的に狭いと感じないベッドの幅は、肩幅+30cmと言われていますが、寝返りを打つことを考えると、もう少し余裕が欲しいところです。広さに余裕があれば、セミダブルをおすすめします)。 ・大人2人とお子様が一緒にお休みになる場合はキングサイズ、もしくは2台のシングルまたはセミダブルをピッタリ寄せて並べる方式がおすすめです。2台並べる方式は、キングサイズよりもゆとりができ、ゆったりとお休みいただけます。将来、ベッドを別々にできるというメリットもあります。 |
ベッドは寝室に置く最も大きなインテリアの1つです。そして、頻繁に買い換えるものではありませんので、永く愛用できる気に入ったデザインを選ぶようにしましょう。 ・マットレスをのせているフレームのスタイル、色、素材をチェックしましょう。 |
・ベッドは、脚の有無でも印象が異なります。脚がないタイプは、どっしりとした重量感があり、落ち着いた雰囲気。一方、脚つきタイプは、軽快でスタイリッシュなイメージになります。 脚の高さはいろいろですが、ベッド下は意外とほこりがたまりがちです。掃除機が入る高さがあると便利でしょう。 |
・ヘッドボードは、そのベッドの「顔」をもいえる部分です。ヘッドボードのデザインもチェックしましょう。 先ずは形状。丸みを帯びたやさしい雰囲気のデザイン、直線的でシンプルなデザイン、美しいカーブを描くスタイリッシュなデザインなど、バリエーションは豊富です。次に素材。一般的な木製のほか、高級感のあるレザー張りがあります。そして色。木製の場合、落ち着いたダークブラウン系、木の質感を活かしたナチュラル系に大別されます。 |
ベッド生活をより快適なものにするために、「寝る」以外にさまざまな機能が付いたベッドがあります。ご自分のライフ・スタイルに合わせて、欲しい機能をチェックしてみましょう。 ・棚付きベッド 枕元に棚が付いているベッドです。メガネや携帯電話、読みかけの本などを置くことができます。最近では、棚にコンセントが付いているタイプもあります。携帯電話の充電などに便利ですね。棚付きベッドは、宮付きベッドと呼ばれることもあります。 |
・照明付きベッド 夜中にトイレに行く際に、足元の安全を確保できます。また、ヘッドボードに照明があれば、寝る前に本を読むときなどに便利です。 |
・収納付きベッド/チェストベッド 寝室にベッドを置くと、多くのスペースをベッドに占領されてしまいます。そこで、考案されたのが収納付きベッド。ベッド下を収納スペースとして利用できるので、とても便利です。引き出しは、左右お好きな方に取り付けていただくことができます。 また、収納付きベッドには引出しタイプのほか、跳ね上げタイプがあります。 |
・折りたたみ式ベッド 狭いお部屋や、ワンルームの1人暮らしに最適です。また、急なお客様用としてもお使いいただけます。 |
・すのこベッド 「ベッドは高さがあって、乗り降り・寝起きがラクだけど、マットレスではなく敷き布団で寝たい」という声をよく聞きます。そんな方におすすめなのが、すのこベッドです。これなら、お気に入りの敷き布団を敷いておやすみいただくことができます。 また、すのこベッドは通気性に優れていますので、季節を問わずカラッとした寝心地で、夏は「爽やか」冬は「暖か」な寝心地が手に入ります。 |
・フロアベッド 床からの高さを抑えたロータイプのベッドです。高さが低い分天井が高く感じられ、お部屋を広く見せることができます。また、狭いお部屋でも圧迫感を感じにくいので、1人暮らしの方にもおすすめです。 |
快適な寝心地の決め手となるマットレスについてもチェックしておきましょう。現在、一般的に普及しているマットレスは、「ポケットコイル」と「ボンネルコイル」の2種類です。 ・ポケットコイル 体を点で支えるため、体にフィットします。お尻、肩の重たい部分は沈み、足や腰の軽い部分はそれ程沈みません。ポケットコイルなら、無理のない自然な体勢で、快適におやすみいただくことができます。 |
・ボンネルコイル 体を面で支えます。適度に硬いため、「畳に布団」のような寝心地です。 |
※横揺れ ポケットコイルは、コイルが1つひとつ独立しているので、横揺れしません。そのため、例えば隣で寝ている人が寝返りを打っても、あまり影響を受けないという特長があります。 そのほか、低反発ウレタンフォームのマットレスもあります。 粘性と弾性を併せ持つ軟質ウレタンフォームの弾性を抑えて、粘性を上げたのが低反発ウレタンフォームです。このマットレスに体を横たえると、ゆっくりと体が包み込まれるように沈み、抜群のフィット感を感じることができます。また、毛細血管を圧迫しないため、床ずれ防止にも効果があります。 |