HOME > かしこいテレビ台の選び方
テレビを見るスタイルやお部屋の状況に合わせて、テレビ台にはいくつかのタイプがあります。 そこで、どんなテレビ台が自分にぴったりなのか、テレビ台を選ぶにあたってのポイントをご紹介いたします。
テレビを見るとき、どのくらい離れて見るとよいのか・・・、それを表すのが最適視聴距離です。最適視聴距離は、液晶/プラズマとブラウン管で異なりますが、液晶/プラズマの場合は、「画面の高さ×3」と言われています。例えば、50V型の場合、画面の高さは60cmなので、最適視聴距離は180cmとなります。一方、ブラウン管の場合は、「画面の高さ×5」が推奨されています。また、テレビの画面はいろいろな角度から見ることができますが、もっとも良いとされる角度があります。それは、目の位置と画面の中心が10〜15度くらいになる角度です。 |
一般に人の視線は、自然な状態では水平方向からやや下に向いていると言われています。 ですので、テレビを見るときも、視線がやや下向きになるようにテレビの高さを決めるとよいでしょう。テレビを長時間画面を見ていると、瞬きの回数が減ってドライアイになりやすくなります。このとき、視線が上向きだと、下向きの場合と比べて4倍渇きが早くなると言われています。ドライアイ予防のためにも、テレビの画面は、目線よりも下になるように設定することをおすすめいたします。 |
テレビ台の横幅は、テレビ台本体サイズに左右の余裕が必要となります。左右にどれだけ余裕をもたせるかは、そのお部屋のインテリア・コーディネーションによって決まります。また、サイドにスピーカーを設置するのであれば、そのスペースを確保しておく必要があります。テレビの重量より、天板、またはテレビ設置個所の耐荷重が大きいものを選びます。
耐荷重は、商品スペックに記載されていますので、必ず確認してください。 |
テレビ台に置くものはテレビだけではありません。テレビのほかに収納したいものがどれだけあるかチェックしてください。DVDレコーダーやアンプ、ビデオデッキ、ゲーム機などいろいろなものがあると思います。こうしたモノを収納するスペースがテレビ台に備わっているかどうか、確認します。場合によっては、サイドキャビネットが必要となるケースもあるでしょう。ホームシアターをお考えの方には、AV機器だけではなくソフトも大量収納できるテレビ台がおすすめです。さらに前から見えるオープンタイプにするか、扉をつけるクローズタイプにするかも検討します。ゴチャゴチャ感をなくしたい場合やお子様がいたずらするのを防ぐ場合、またホコリを嫌う場合は扉が役立ちます。 |
お部屋を広く使いたい方には、コーナー設置タイプのテレビ台がおすすめです。
デッドスペースになりがちなお部屋の隅を有効活用することで、お部屋がグッと広く感じられるようになります。 |
テレビ台は、リビングに置く家具の中でも大きい部類に入るモノですので、お部屋のインテリアにそれなりの影響を及ぼします。ですので、色や素材、大きさなどに着目して、上手にインテリア・コーディネートしてください。お部屋全体に統一感を出すために、周囲の色と同系統の色を選んだり、収納家具(チェスト、キャビネット、ラック)やテーブルなどと一緒のシリーズになっているモノで揃えてしまうというのも1つの方法としておすすめです。 |
背面にまとめてある配線をしなおすときや、部屋の掃除をするときに、キャスターが付いているととても便利です。通常、キャスターにはストップボタンが付いていますから、ふだんは固定しておくことができます。 |