キッズベッド

最近は、子どもがまだ幼いときには「家族みんな一緒に寝る」というスタイルが流行っているようです。

 

布団を数枚並べて敷いたり、ベッドを2台並べたり、連結式のファミリーベッドを使用するといった方法が一般的ですね。

 

ファミリーベッド

 

とはいえ、子どももいつまでも「幼い子ども」というわけではありません。

 

自立を促すためにも「そろそろ一人で寝てほしい」と思うこともあるでしょうし、反対に子どもの方から、「自分のベッドが欲しい!」なんて切り出されるケースもあります。

 

そこで今回は、子どもに「自分のベッド」を用意するタイミングや、失敗しないベッド選びのコツをご紹介したいと思います。

 

 

子どもに「自分用のベッド」を用意するベストタイミングは?

Aki
Aki
子どもがある程度成長してくると、気になるのが「いつから子どもを一人で寝かせようか」という問題です。
すでに子供部屋が用意してある場合、そこにベッドを入れるだけで環境は整います。あとは、「親子それぞれの気持ち次第」ということになるでしょうか。
Nijiro
Nijiro

 

6歳前後になると、子どもにとっても「自分でできること」が増えてきます。

 

就寝中にトイレに行きたくなったり、喉が渇いたり、パパやママに伝えたいことができたとき自分で必要な行動をとれるようになってきます。

Aki
Aki
もし、子どもにとって「1人で寝る」ということに対する抵抗感がないのであれば、思い切って「子ども部屋での1人寝」に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

しかし、いざ1人になってみると「やっぱり怖いかも・・・。」と言うこともあります。

そのような場合は、無理矢理1人で寝かそうとするのは、あまりおすすめできません。
子どもにとっては、ドキドキワクワク感がありながらも、一方で恐怖心もあり、後者の方が勝ってしまうということだってあるのです。
Nijiro
Nijiro

 

うちの子は本当にこのままで大丈夫かしら?」なんて不安を抱える気持ちもわかりますが、大丈夫です。

 

10歳~11歳ごろになり、思春期に差し掛かった子どもたちは、徐々に親との距離を取り始めます

Aki
Aki
自分のベッドが欲しい!」と言い出すのは、そうした成長の1つ。このタイミングで「1人寝」の準備を始めても、決して遅くはありません

 

 

子どもの一人寝用ベッド、選び方のポイント3つ

子どもが1人で寝るためのベッド選びでは、いくつか気を付けるべきポイントがあります。

Aki
Aki
ここでは、3つの点に着目してみたいと思います。

設置場所を考える

子どもが1人で寝るためのベッドを購入すれば、室内にそれを設置することになります。

Aki
Aki
ベッドは、家具の中でも大型のもの。どこになら無理なく設置できるのか、事前にしっかりとリサーチしておきましょう。

 

子どものベッドを置く場所としては、「子供部屋」を選択するのが一般的です。

子ども部屋の広さや搬入経路について考えてみると、自ずと「置けるベッドのサイズ」も決まってくるはずです。
Nijiro
Nijiro

 

「何歳まで使うのか」を明確にする

Aki
Aki
子どもの成長は、想像以上に速いもの。身体の大きさも、家具に対する好みも、あっという間に変化していきます。
ベッドは安い買い物ではありませんし、処分するのに手間もかかりますから、失敗しないよう慎重に購入アイテムを決定したいところです。
Nijiro
Nijiro

 

子どもにとってベストなベッドを選ぼうとするとき、まず考えていただきたいのが、「何歳まで使うベッドなのか」を明確にするということです。

Aki
Aki
「わずか数年で下の子へと回す」ということが決まっている場合には、「今の好み」や「今のサイズ」だけにこだわって選択するのも良いでしょう。
一方で、「高校卒業までは使用して欲しい!」と思うのであれば、最初から大人と同等のサイズで、大きくなってからも抵抗なく使用できるデザインのものを選択する必要があります。
Nijiro
Nijiro

 

この場合は、子どもと一緒に検討するのがオススメです。

 

親が思う「○歳まで使うベッド」という条件を考慮した上で、子どもに気に入ったものを選んでもらいましょう。

harry
harry
「ちょっとデザインが子どもっぽくないかな?」などと、コミュニケーションを取りながら決定していくことで、親子そろってお気に入りのベッドを選択できるでしょう。

 

ベッドごとのメリット・デメリットと、子どもの特性を知る

子ども用のベッドとしては、多種多様なアイテムが販売されています。

 

「いったいどのタイプを選択すれば良いのだろう」と悩んでしまうこともあるでしょう。

Aki
Aki
そんなときには、ベッドごとの特徴と、メリット・デメリットを把握するところからスタートしましょう。
例えば、ロフトベッドには「限られたスペースを有効に活用できる」というメリットがある一方で、「ベッドへの上り下りが面倒くさい」というデメリットがあります。
Nijiro
Nijiro

 

ロフトベッド

 

harry
harry
収納ベッドには、「大型のアイテムもスッキリ収納できる」というメリットがありますが、「乱雑に物を突っ込むだけのスペースになってしまう」なんてリスクもあります。

 

収納ベッド

 

そして、最も重要なのは、子どものタイプに合わせてピッタリのベッドを選択するということです。

 

Aki
Aki
例えば、高いところが苦手な子どもにロフトベッドを買い与えても、安心して眠れる環境は整わないでしょう。
整理整頓が苦手な子どもには、大容量の収納ベッドよりも、多少収納力が劣っても、「引き出し式収納ベッド」の方が、使い勝手が良いことも考えられます。
Nijiro
Nijiro

 

「便利そうだから」という一般的なイメージだけで決定するのではなく、「子どもが無理なく使えるベッド」を選択しましょう。

 

 

最初は「きょうだいで一緒寝」からスタートするのもオススメ

「子どもだけで寝てほしい」と思っても、「まだ子どもがその気になってくれない……」なんてときには、子ども部屋での「きょうだい一緒寝」を提案してみるのもオススメの方法です。

Aki
Aki
「1人ではない」という安心感から、子どもが「よし、やってみよう!」と思える可能性も高まると言えるでしょう。

 

きょうだいで一緒に眠れる環境を整えるためのベッドとしては、以下のような種類が上げられます。

 

 

・ショートサイズの引き出し付きベッド

 

・コンパクト設計の二段ベッド

 

 

 

きょうだい部屋収納ベッド

 

キッズ向け二段ベッド

 

harry
harry
引き出し付きベッドを選択するのであれば、それぞれのベッドの安定感や強度を、忘れずにチェックしておきましょう。

 

二段ベッドであれば、それぞれをバラして使うこともできるアイテムを選択するのがおすすめです。

 

一段ずつの普通のベッドとしても使えるアイテムであれば、「きょうだいそれぞれが、一人で寝る」段階になっても無駄になることはありません。

 

分割式

 

Aki
Aki
また、もしスペースに余裕があるのであれば、「コンパクトなシングルベッドを2つ並べる」というのもオススメの方法です。
非常にシンプルな方法ではありますが、子どもがそれぞれの部屋で寝るようになったときには、ベッドを移動させるだけでOKです。
Nijiro
Nijiro

 

 

まとめ

Aki
Aki
「自分のベッドで、一人だけで寝る」というのは、子どもにとって、非常に大きなチャレンジであり、成長の証しでもあります。親としては、少し寂しい気持ちを抱きつつも、ほっと一安心……なんてところもあるのかもしれませんね。

 

子どもの1人寝を応援するには、子どもにとってお気に入りのベッドを導入するのが一番です。

 

ぜひ子どもと一緒に、お気に入りの一台を探してみてはいかがでしょうか。

 

 

▼コンパクトベッド・ショートベッドを下記ページにてご案内しています。ご参考にしてください。
コンパクトベッド・ショートベッド(小さめサイズの小型ベッド)

 

 

 

 

■この記事の主担当
Aki Kawashima
インテリア家具ショップで店長、リフォーム会社でアドバイザー等を歴任。豊富な経験と知識をベースに、お洒落なインテリア家具の魅力をお伝えいたします。

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