デスクとチェア

デスクワークの負担はデスクチェアによって大きく変わる

社会人の方も学生さんも、自宅の机に向かって仕事や勉強をしているという人はかなり多いかと思います。それにお仕事には直接関係なくても、空いた時間にはパソコンを使ったりゲームをしたりして遊ぶこともありますよね。
一日のうち、机に向かってなんらかの作業をしている時間は自分で思っているよりずっと多いかもしれません。

 

悪い姿勢

 

そうなると気になるのが、腰痛や肩こりなどの悩み。ずっと同じ姿勢で座っていたり、姿勢が悪く背中が丸まっていたり……色々な理由で体に負担がかかり、慢性的に痛みやだるさに悩まされている人も多いです。
肩や首のこりは頭痛など他の不調にもつながりますから、なんとか軽減したいところですよね。

 

長時間のデスクワークによる腰痛や肩こりなどの対策として有効なのが、体に負担の少ないデスクチェアを選ぶこと。
座り心地の良い椅子と悪い椅子があるように、デスクチェアにも作業中体に負担がかかりにくいものと余計に負担がかかるものがあります。

 

今使っている椅子に不満がある方、肩こりなどの悩みがあるという方は、デスクチェアをもう一度見直して見るのも効果的ですよ!

 

 

■デスクではどんな作業をする? 適した姿勢に合わせたデスクチェアを選ぼう

座り心地が良い椅子を選んだはずなのに、実際に使っていると体は疲れる、肩こりなども改善されない……そんな経験がある方もいらっしゃるかと思います。
実際に座って確かめた上で購入したのにしっくりこない場合は、そのデスクチェアの形とデスクで行なう作業との相性がよくないのかもしれません。

 

深々と座ったときに座り心地が良い椅子でも、実際デスクについて座ってみるとまた感覚が変わります。それは、デスクワークをするときと違う座り方で座り心地を判断してしまっているからです。

 

机に本やノートを広げての作業、つまり地面に対して平行のものを見るときには前傾姿勢、パソコンのディスプレイなど地面に対して垂直になっているものを見て作業をするときには後傾姿勢が適していると言われています。
前傾姿勢と後傾姿勢では、当然適している椅子の形状も変わってきます。

 

簡単に分類すると、前傾姿勢の場合は背もたれが低いローバックタイプ、後傾姿勢の場合は背もたれが高く背中を預けやすいハイバックタイプが向いています。

 

ローバックタイプ

 

ハイバックタイプ

 

もちろん1人ひとりの好みにも左右されますが、自分は普段机でどんな作業をしているのか、それをするのに適している姿勢を取りやすい椅子はどれか、という観点でデスクチェアを選んでみると、より疲れにくいチェアを選ぶことができるはずです。

 

 

■腰痛、肩こり、背中の疲れなどなど……それぞれの悩みに適したチェアとは

長時間デスクワークをする人々の悩みといえば、体の疲れやこり。体をあまり動かさずに同じ姿勢でいる時間が長いため、こういった症状とは切っても切り離せないのがデスクワークです。

 

多少の疲れは仕方ないとしても、できるだけ苦痛は減らして快適に作業したいのが本音ですよね。自分と相性の良いデスクチェアを選べば、負担はかなり軽減できます。お悩み別におすすめのデスクチェアのタイプをご紹介します!

 

腰痛が気になる場合

座った状態で背筋を伸ばして良い姿勢を保とうとすると、自然と腰周りの筋肉に力が入るのがわかるかと思います。それだけ腰に負担がかかっているということですね。長時間座っていると、上半身を支える腰に疲れがたまり、腰痛を引き起こしてしまいます。

 

腰周りの筋肉への負担を減らすには、実はある程度固めの座面を持ったデスクチェアがおすすめです。やわらかく心地良い座面の方が良いようにも思えますが、長時間座るチェアについては腰を支えてくれるしっかりした座面が適しているのです。

 

座面が硬めのチェア

 

お尻が痛くなってしまうので固すぎも良くないですが、ほどほどの弾力を持つウレタン製のクッション材が使われているものがおすすめです。

 

肩こりが気になる場合

肩こりに関しては、背もたれの広さが大きく関係しています。
特に後傾姿勢で行なう作業が多い人は、背もたれが広いデスクチェアを選ぶことで肩こりを軽減しやすいでしょう。

 

背もたれが広いチェア

 

肩や背中にかかる負担を分散させるには、ゆったりと背中を預けられる背もたれが欠かせません。背の高い人には、ヘッドレストのあるデスクチェアもおすすめです。

 

前傾姿勢になることが多い場合には、座面で体重を支えることになるので、座面が適度に固く体重を支えられるタイプのものが向いています。

 

背中全体が疲れてこる場合

肩や腰に限らず、背中全体が疲れる、慢性的な痛みがあるという方もいます。
そういった方には、背中に合った形状の背もたれがあるデスクチェアがおすすめです。

 

デスクチェアには背もたれがまっすぐのものも多いですが、人間の背中はS字型にカーブしており、まっすぐの背もたれでは完璧に支えることはできません。
深く座って背もたれに寄りかかろうとしても、お尻がわずかに前に出てしまい、かえって腰や背中の筋肉に負担がかかってしまいます。

 

背もたれがS字にカーブしているタイプのデスクチェアなら、背中の曲線にぴったりフィットして支えてくれるので、背中全体にかかる負担をかなり軽減してくれます。

 

S字型背もたれ

 

長時間机に向かうことが多く、合間に背もたれに体を預けることも多いという方は、ぜひ背中の形状に合わせた背もたれのデスクチェアを試してみてくださいね。

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