ソファ

ソファーはものによって座り心地が全然違います。

 

一般的に高品質なものほど座り心地は良くなりますので、購入前には、素材やソファーの構造などをチェックすることをおすすめします。

 

また、素材や構造にはさまざまなモノがあり、それぞれに特徴がありますので、用途によって自分に合うものは異なります。

 

そこで今回は、座り心地の良いソファーを選ぶ際にチェックしたいポイントについてまとめてみたいと思います。

 

 

座り心地の善し悪しは座面と背もたれで決まる

Aki
Aki
ソファーに座った際、心地良さの感じ方には個人差がありますが、誰にとっても座面のクッション性は重要な要素と言えるでしょう。

 

座面は柔らかければ良いというものではありません。

 

柔らか過ぎると姿勢が崩れやすくなるため、自分でも気がつかないうちに筋肉のいろんな箇所へ負担をかけがちです。

お尻への感触は柔らかくても、長時間快適に座れないようなソファーは微妙です。逆に、座面が硬すぎるソファーもあまり良くありませんね。
Nijiro
Nijiro

 

ソファーの座面が硬ければ姿勢は崩れにくくなり、腰や背中の状態は安定しますが、お尻がきつくなります。

 

座面は柔らか過ぎす、硬過ぎないものを選ぶのが理想です。

 

Aki
Aki
背もたれによっても座り心地は大きく異なります。
長時間座るのであれば、柔らかめの背もたれがおすすめです。
ただし、座面と同様に柔らか過ぎる背もたれは姿勢を崩しやすくなります
ソファーで本などを読む機会が多い人は、やや硬めの方が本を読む態勢を作りやすいでしょう。
Nijiro
Nijiro

 

背もたれは高さや角度も大切です。

 

背もたれが高いほど、首や頭を支えやすくなります。また、角度を調整することでリラックスのしやすさが変わってきます。

Aki
Aki
ソファーによって形状はさまざまですので、実際に自分が使うシーンを想像し、それに適したソファーを選択するようにしましょう。

 

 

バネや側地などの素材にこだわろう

ソファーを購入する際には素材のチェックも欠かせません。

 

バネ

まず、バネについて確認してみましょう。

Aki
Aki
よく使われているバネとして「ウェーブセットスプリング(連結式鋼製組バネ)」があります。通称「Sバネ」と呼ばれており、座面が比較的薄いソファーによく使用されます。

Sバネ

 

Sバネを用いたソファーは硬めの座り心地のものが多く、横に連結する構造のため、座る場所によっては硬さに違いが出てしまう、といったケースもあります。

 

Aki
Aki
耐久力のあるバネを望むのであれば、「ポケットコイルスプリング」がおすすめです。
ポケットコイルスプリングは樽型をしており、厚みがあります。へたれにくい性質を持っていますので、長時間座っていても問題ありません。

ポケットコイルスプリング

 

ポケットコイルは、それぞれのバネが独立した作りになっているため、座る場所によって硬さが変わることはほぼないでしょう。
Nijiro
Nijiro

 

 

他のバネよりも軽い「ウェービングテープ(ベルト)」も、ソファーによく使用されます。

 

ウェービングテープ(ベルト)

 

Aki
Aki
帯状のテープのような素材となっており、弾力や耐久性に関しては他のバネに比べると劣ります。
そのため、ウェービングテープ単体ではなく、他のバネと組み合わせて使われるケースが多いです。

 

側地

Aki
Aki
ソファーの座り心地に加えて見た目の良さも追求するのであれば、カバー=側地の素材も重要な要素となります。

 

側地の素材は、ファブリックとレザーの2種類がメインです。

 

ファブリックは布製の素材で、繊維や織り方によって印象が変わります。
自然で温かみのあるデザインが好みであれば、ファブリックが向いていますね。
Nijiro
Nijiro
harry
harry
こちらは、ファブリック仕立てのソファです。シンプルだけどモダンなデザインが魅力的。バネは、Sバネを使用しています。

ファブリックソファ

 

harry
harry
こちらは、側地にデニム素材を使用しています。バネはウェービングベルトです。

デニムソファ

 

harry
harry
こちらは、ハイバック仕様のファブリックソファー。さらりとした風合いの織り生地は、厳選した素材を使用しています。高級感のある見た目と心地良い肌触りが特長です。
ハイバックの背もたれはくつろぎ度バツグン!
座面にはSバネに加えてポケットコイルを使用しており、クオリティの高い製品に仕上がっています。

 

ハイバック仕様ファブリックソファ

 

ファブリックは中材の感触が伝わりやすいので、ふんわりとした座り心地を堪能できるでしょう。

 

Aki
Aki
一方、レザーは自然な印象のファブリックに比べ、ややリッチ感のある素材と言えます。
ファブリックよりも、座り心地が若干硬くなる傾向があります。
こちらは、ヴィンテージ調のレザーソファ。カッコいいですね!
側地はバイキャスト加工が施してあり、艶のある本革のような雰囲気。水や汚れに強く、お手入れも簡単です。バネにはSバネが使われています。
harry
harry

レザーソファ

harry
harry
こちらは、レトロ調デザインの肘掛け付きソファー。やはりバイキャストPVCレザーを使用しており、キルティング+ボタン加工で高級感を演出しています。
バネは、ウェービングベルト+Sバネです。

木肘付きレザーソファ

レザー貼りのソファは、滑らかな触り心地をしているものが多く、使い込むことによってさらに滑らかになっていきます。
Nijiro
Nijiro

 

また、レザーは熱伝導性が高く、室温が上がるとすぐ温かくなり、逆に寒いとひんやりしやすいという特性を持っています。

 

 

クッション材によっても座り心地は大きく左右される

ソファーのクッション性の鍵を握るのはクッション材です。

Aki
Aki
クッション材に何が使われているかによって、クッション性に大きな差が出ます。
ソファや椅子によく使われるものとしては「ウレタン」が有名ですね。

 

ウレタン

ウレタンは、軽くてクッション性に富んだ素材で、さまざまな種類があります。

 

ウレタン

 

Aki
Aki
ウレタンは気泡のような「セル」が密集していて、その密度(比重)によって品質が異なります

密度(比重)が低いものほど早く駄目になっていきますが、それは価格にも反映されますので、購入を決める際の判断材料としてください。
Nijiro
Nijiro

 

密度(比重)が高いものや、耐久試験に合格しているものは長持ちしやすいので、こうした指標も目安になりますね。

 

フェザー

Aki
Aki
より弾力性のあるソファーが好みであれば、クッション材としてフェザーを使用したソファ-がおすすめです。
こちらは、フェザーを背もたれにたっぷりと充填しています。ホワイトカラー仕立てのお洒落なソファです。座面のバネにはポケットコイルが使われています。
harry
harry

フェザー入りソファ

 

フェザーは背もたれに使われることが多く、その柔らかでやさしい感触は、カラダが包み込まれるような感じです。

 

ポケットコイル

上述の「ポケットコイル」もクッション材として捉えることができます。

Aki
Aki
鉄製のコイルスプリングは他のクッション材と比べてたいへん丈夫です。へたれにくいので長期間の使用に耐えてくれます。
スプリングの反発は程良い弾力があり、柔らか過ぎないので、長く座っていても疲れにくいという特性を持っています。
Nijiro
Nijiro
harry
harry
こちらのソファーは、クッション材としてはポケットコイルがメインですが、Sバネとウェービングベルトも使用しており、座り心地をとことん追求した一品です。

ポケットコイルソファ

その他

Aki
Aki
その他にも「ポリエステル綿」や「天然綿」などのクッション材が使われているソファ-もあります。
ポリエステル綿は表面が滑らかで、フェザーに近い性質ですが、人工素材のため反発力はやや落ちます。
ですので、長期間の使用には不向きかもしれませんね。
Nijiro
Nijiro

 

天然綿はポリエステル綿などの人工素材よりも弾力性があり長持ちもしますが、どちらかというと布団などの素材として使われることが多いようです。

 

 

バラエティ豊か!ソファーの種類について

ご承知のように、ソファーにはいろいろな種類があります。

Aki
Aki
一般的な分類としては、1人掛けソファーや2人掛けソファーがありますが、用途やスタイルでは、足を伸ばしてくつろげる「コーナーカウチソファー」や、座面を低くすることで空間を広く見せる「ローソファー/フロアソファー」などがあります。

各タイプの全商品を下記ページにてご案内しています。ご参考にしてください。

 

1人掛けソファ

 

2人掛けソファ

 

コーナーカウチソファー

 

ローソファー/フロアソファー

 

 

 

ソファーといえば肘掛けがあって当然と思う人もいるかもしれませんが、あえて肘掛けを排除している「アームレスソファー」も人気があります。

harry
harry
こちらは、シンプルさが魅力のアームレスソファー。北欧家具を思われるデザイン性も人気の理由の1つ。
100cmのスペースがあれば置けちゃうコンパクトなサイズです。

アームレスソファー

肘掛けが無い分、座るスペースを広く取れ、サイドテーブルなどを横に置きやすくなるのが大きなメリットです。
Nijiro
Nijiro

 

Aki
Aki
テレビや映画を長時間観るような人には、背もたれが高い「ハイバックソファー」がおすすめ。
高い背もたれは頭をしっかりと支えてくれるため、安心感のある座り心地です。
▼下記ページもご参考にしてください。
ハイバックソファーで最高のくつろぎ空間を

 

 

複数個のソファーパーツを組み合わせ、部屋に合わせてソファーを組み変えられる「システムソファ」も便利です。

 

システムソファー

 

このようなタイプのソファなら、暮らしや人数に合わせて自由にカスタマイズできますよ。

 

 

まとめ

Aki
Aki
ソファーは毎日使うものなので、価格やデザインだけですぐに決めるのは危険です。

見た目がいくら良くても、すぐに駄目になってしまうソファーはたくさんありますし、長時間座っていると体が痛むようなソファーもないとは言えません。
Nijiro
Nijiro

 

ソファ選びにあたっては、まず座面と背もたれが自分に合っているかどうかを確認し、バネ、カバー、クッション材などもチェックしてください。

 

 

 

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